文字単価とは何のこと?
文字単価の相場ってどのくらい?
文字単価を上げるためにはどうしたらいいのかな?
本記事では、上記の3つの悩みを現役のWebライター「まるり先生」が解決します!
文字単価をどんどん上げて、稼げるWebライターを目指しましょう!
文字単価とは
文字単価とは、Webライターが記事を書いたときの1文字の単価のことです。クライアントの予算に合わせて、元から文字数が決まっている記事もあれば、競合記事に合わせて文字数をクライアントに提案する場合もあります。
・文字数が元から決まっている記事
・競合記事に合わせて文字数を提案する記事
文字単価の平均相場は「1円〜3円」になりますが、Webライターのスキルや専門性によって単価が変わってきます。Webライターの報酬形式は「文字単価」「記事単価」「時給単価」の3つあり、文字単価が低いうちは、時給単価で働ける仕事もおすすめですよ。
Webライターの文字単価はどうやって決まる?
Webライターの文字単価は、以下のように決まります。
【中級者ライター】文字単価1円〜3円
【上級者ライター】文字単価3円〜5円
【結果が出せるライター】文字単価5円以上
上記は目安であり、一度は上級者ライターのレベルになったにも関わらず、文字単価が落ちてしまうこともあります。文字単価を着実に上げたい方は、後でご紹介する「7つのステップ」もしっかり読んでみてください。
ちなみに、Webライターの仕事は主に以下のクラウドソーシングサイトで獲得します。登録していない方は、すぐに登録しておきましょう。
文字単価と案件について、下記で深堀りしていきます。
【初心者ライター】文字単価0.5円〜1円
未経験・初心者ライター | |
案件の特徴 | 1. 恋愛、占い、旅行など、 専門知識がなくても書ける分野の記事が多い 2. ゴーストライターの仕事が多い |
依頼者 | クラウドソーシングでの応募が多い (個人・小規模の企業などが中心) |
Webライターの未経験者や初心者の場合は、文字単価0.5円〜1円から始めることが多いです。特別なスキルや専門知識が必要ない記事の募集が多いため、未経験や初心者でも、比較的仕事を獲得しやすくなっています。
Webライター初心者のうちは、「実績作り」と割り切って、文字単価が低くても誠実に取り組みましょう。ただし、文字単価0.5円以下で月に10記事以上納品を要求される仕事などは、いわゆる「奴隷案件」と言われます。疲弊するだけのため、応募は控えましょう。
【中級者ライター】文字単価1円〜3円
中級者ライター | |
案件の特徴 | 1. 構成案の作成・CMS入稿などを求められることがある 2. 分かりやすい文章が求められる 3. 丁寧な調査が必要になる |
依頼者 | クラウドソーシングでの応募が多い (個人・小規模の企業・大手の法人などが中心) |
Webライターの仕事に慣れてくると、文字単価が1円〜2円の案件も受注できるようになります。
文字単価が1円〜2円になると、分かりやすい文章を書く・丁寧な調査をするなどのスキルが必要になり、初心者ライターよりも求められることが多くなるのです。その他にも、WordPressへの直接入稿や装飾やフリー画像の選定などが求められることもあります。
中・長期的な継続依頼の案件が多いため、安定して仕事を受注できるでしょう。
【上級者ライター】文字単価3円〜5円
上級者ライター | |
案件の特徴 | 1. スカウトでの案件が多くなる 2. クラウドソーシングでの応募は少ない |
依頼者 | 小規模の企業・大手の法人などからの直接依頼が多い |
文字単価が3円〜5円になると、専門知識や資格、そしてSEOの知識が求められることが多いです。その他にも、高い文章力やコピーライティングのスキルなども求められます。
文字単価3円の案件は、クラウドソーシングでもちらほら出てきますが4円以上になると、スカウトで個別に依頼される場合がほとんどです。文字単価が3円でも、アイキャッチデザインやイラスト制作などもセットでできれば記事単価があがる可能性があるため、スキルを組みあせてチャンスをつかみたいですね!
【結果が出せるライター】文字単価5円以上
上級者ライター | |
案件の特徴 | ・スカウトでの案件がほとんど |
依頼者 | 大手の法人などからの直接依頼が多い 取材記事の場合も多い 記名記事の場合が多い LP記事などのデザインとセットの業務が多い |
文字単価5円以上になると、スカウトか直営業での仕事獲得がほとんどです。より専門性の高い記事の執筆を求められ、独自性を持たせる必要も出てきます。
また、Webライティングの業務以外に、取材やデザインをセットで頼まれることも多いです。求められるスキルが増えてくるため、それを見越して実績を積んでいきたいですね。
7つのステップ|文字単価を上げるためにできること
着実に文字単価を上げてきたまるり先生の経験をもとに、文字単価を上げるためにできる7つのステップをご紹介します。
Step2. クライアントとの信頼関係を築こう
Step3. SEOの知識を身につけよう
Step4. どんどん新しい案件に応募しよう
Step5. ライティング以外のスキルを増やそう
Step6. ブランディングをしてスカウトを受けよう
Step7. 文字単価4円以上を目指すなら「専門性」を上げよう
Step1. 文章力を上げよう
Webライティングには、文末表現が被らないようにする・指示語は使わない・三点リーダー使うなど、基本的なルールが沢山あります。導入文の書き方にも「型」があり、どれもSEOの効果を上げるために行うものです。
基本的なルールをしっかり学んでアウトプットしていくと、自然と文章力も上がります。文章力が上がると、仕事も増えて選べるようになり、結果的に文字単価も上がります。
文章力を上げるためには、何かしらの講座の受講がおすすめです。まるり先生はワークキャリアを受講しました。
Step2. クライアントとの信頼関係を築こう
フルーランスの正解は、案外「社会人として当たり前のこと」ができない人が多いです。クライアントとの信頼関係を築き、単価交渉をしやすくするためにも以下の点に気を付けて仕事に取り組みましょう。
・報連相をまめにする
・約束や納期は守る
・ライティングルールをしっかり守る
Step3. SEOの知識を身につけよう
文字単価の高いWebライターの仕事は、記事から顧客を獲得することが目的の記事執筆が多いです。記事から顧客を獲得するためには、記事をより多くのターゲットに見てもらう必要があります。そのためには、記事がWeb上で検索上位にある必要が出てくるのです。
記事を検索上位に上げる施策が「SEO対策」と言います。そのため、SEOのスキルを上げて調査の質を高めていけば、SEOの知識がない初心者ライターさんとの差をつけられるというわけです。SEOに関するセミナーや勉強会への出席、または書籍などで早いうちから勉強しましょう。
Step4. どんどん新しい案件に応募しよう
案件数が安定していたとしても、安心してはいけません!Webライターの仕事は半年のうちにクライアントが入れ替わることが多いです。
文字単価を上げるためにも、仕事を安定して続けていくためにも、常に新しい案件に応募し続けましょう。実績が積み重なって少しずつ文字単価が上がってきます。
Step5. ライティング以外のスキルを増やそう
Webライティングだけに特化してしまうと、文字単価もなかなか上がりません。例えば、以下のようなスキルをセットで身につけるのがおすすめです。
・マーケティング:将来的にはクライアント側になれるため
・WordPressでのWeb制作:WordPressを使っているクライアントがほとんど。使いこなせるのはポイントが高い。ブログ記事の実績にもなる。
ライティング以外のスキルを増やして、記事単価を上げましょう。
Step6. ブランディングをしてスカウトを受けよう
自分の強みをはっきりさせて売り込む「ブランディング」をすると、クライアント側から高い文字単価でのスカウトが来ることがあります。資格を保有している場合は、その資格を活かすこともおすすめです。
例えば、まるり先生の場合だと以下のようになります。
・保育士や幼稚園教諭の資格を活かした記事が書ける
・マインドフルネスや瞑想の資格を活かした記事が書ける
・SEOライティング、デザイン、イラスト、写真撮影、Web制作など、全てを一度にお願いできる
上記などを強みに、クライアントに売り込みます。
あなたの強みは何ですか?
Step7. 文字単価5円以上を目指すなら「専門性」を上げよう
Step6でも触れたように、ブランディングするうえで「専門性」はとても大きな強みになります。誰でも書ける記事は、なかなか単価が上がりません。
文字単価5円以上の案件を狙うのであれば、書ける人が少ない専門性の高い記事を書けるようになりましょう。
文字単価|まとめ
文字単価がどういったものなのか・文字単価がどうやって決まるのか・文字単価を上げるためにはどうしたらいいのかをご紹介しました。文字単価を上げるためのポイントを再度復習しましょう。
・クライアントとの信頼関係を築こう
・SEOの知識を身につけよう
・どんどん新しい案件に応募しよう
・ライティング以外のスキルを増やそう
・ブランディングをしてスカウトを受けよう
・文字単価5円以上を目指すなら「専門性」を上げよう
文字単価を上げて稼げるライターになりたいと思うのであれば、今すぐにでも行動を起こしましょう!
まるり先生は、初心者向けのWebライティング講座も開講しています!「なかなか稼げない」と悩んでいる方は、ぜひ受講してくださいね。
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