文末表現一覧と表現を豊かにする5つのコツとは?現役Webライターが表で解説します!

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まるり先生

元保育士のマルチクリエイターまるり先生です。SEOライターを中心に、デザイン・イラストなどのお仕事もしています。自身のノウハウや実体験をもとに、役立つ情報を発信中♪

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保育士・幼稚園教諭
マインドフルネス講師
瞑想インストラクター
社会福祉主事など

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Webライティングのあれこれ
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文末表現ってなに?

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いつも同じ文末になってしまうけど、どうしたらいいの?

文末表現とは、

「〜です。」
「〜ました。」

などの「文章の最後」を締める表現のことです。

下記のように、同じ文末表現が何度も続くと、単調で薄っぺらい印象を与えてしまうため、記事の文末が続かないよう工夫するのが、Webライティングの「暗黙のルール」となっています。

「〜です。〜です。〜です。」
「〜ます。〜ます。〜ます。」

そうは言っても、同じ文末にならないように書のは非常に難しく、意識しすぎて不自然な文章になってしまうことも少なくありません。

まるり先生
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文末表現は、Webライター初心者の一番つまづきやすいところだよ!

そこで本記事では、文末表現を豊かにするコツを解説します。文末表現リスト一覧もご紹介しますので、ぜひ活用してください。ライティングが楽になると同時に、記事の質もぐんと上がります!

読者にもクライアントにも「読みやすい」と思ってもらえる文章を目指しましょう。

まるり先生
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特に、執筆時間を短縮したい人は、文末表現のバリエーションを頭に叩き込むのが一番!

基本の記事の書き方は下記でご紹介しています。

基本の文末表現一覧

文末表現の一覧は以下の通りです。後ほど、文末表現の応用の仕方をご紹介します。

言葉特徴
です・ます / ですね / します断定
でしょう・ましょう推量
でしょうか丁寧な疑問
かもしれません推量・続く文に主張に対する反論が用いられやすい
ません否定
でした・ました過去
してください行動を促したり、注意喚起したりする
ですね・ますねやわらかい印象を与える
体言止め文末を名詞で締めるリズムを生む表現

それぞれの言葉について解説します。

です・ます

「です・ます」は敬体と呼ばれ、丁寧な意を表します。Webメディアで最もメジャーな表現です。

常体の「〜だ・〜である」と混同して使用しないよう注意しましょう。

【悪い例】資格をとる予定です。しかし、まだまだ勉強不足だと感じています。

でしょう・ましょう

「でしょう・ましょう」は推量を表し「〜だと思う」というニュアンスを伝えられます。

Webライターなら資格があるとよいでしょう。

Webライティングの記事では、根拠性がない表現と認識されるため、基本的には使いませんが、表現の1つとして覚えておきましょう。

かもしれません

「かもしれません」も推量を表しますが、後に続く文章が反論するという特徴があります。

Webライターは資格を持っているとよいかもしれません。しかし、資格を持たずに活動している人も大勢います。

反論を前提として推量を表す際には、「でしょう・ましょう」より「かもしれません」がおすすめです。

でしょうか

丁寧な疑問を表す「〜でしょうか?」も使いやすい言葉です。

あなたはWebライターにおすすめの資格をご存じでしょうか?

上記のように質問されると「答えを知りたい」と思いませんか?読者に疑問を投げかけ、より文章に入り込ませたいときに使用しましょう。

ません

「ません」は否定を表現する言葉です。

Webライターに資格は必要ありません。

単調にならないよう、繰り返し使うのは避けましょう。

でした・ました

「です・ます」の過去形で、過去の事実を述べる際に使用します。

数年前まで、Webライターに資格は不要といわれていました。

時間軸がおかしくならないよう、現在や未来の文章には使わないでくださいね。

してください

「してください」は読者に行動を促したり、注意喚起したりする言葉です。

Webライター向けの資格を調べてみてください。

押し売り感が出すぎないよう、セールス目的で使用する場合は注意しましょう。

ですね・ますね

断言の「です・ます」を柔らかいニュアンスにしてくれる言葉が「ですね・ますね」です。

Webライターに資格が必要な理由を紹介しますね。

読者に話しかけている雰囲気で、親近感を持たせられますよ。

体言止め

名詞で文章を締める方法が体言止めです。適度に使用すれば文章にリズムができ、読みやすくなります

Webライターがとるべき資格。それは〜

使用する際の注意点は後述します。

まるり先生秘伝!文末表現を豊かにする5つのコツ

文末表現を豊かにする5つのコツ

今までご紹介してきた文末表現だけだと、うまく表現が変えられない……とおもったあなたには、まるり先生秘伝の方法をお教えします。

  1. 動詞を名詞に変える
  2. 疑問系や提案を加える
  3. 語順を変える
  4. 「ないです」と「〜ません」を使い分ける
  5. 「です」と「〜を指します」を使い分ける

下記で詳しく解説します。

まるり先生
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ちなみに、初心者ライターさんなら、沈黙のWebライティングは絶対に一度は読むべき!

1. 動詞を名詞に変える

文末表現に迷ったら、動詞を名詞に変えてみましょう。わかりやすい例を挙げると、下記のようになります。

動詞:できます
名詞:可能です

文章によっては不自然になってしまうこともあるので、注意してください。

2. 疑問系や提案を加える

疑問系や提案も効果的です。例えば、以下の文章の文末表現は、なんと5パターンにもなります。

「毎日のメニューがマンネリ化してきたら、カスタマイズ機能を使って自分だけのオリジナルメニューを作ります」

具体的には以下の通りです。

★〜しませんか?
→「毎日のメニューがマンネリ化してきたら、カスタマイズ機能を使って自分だけのオリジナルメニューを作ってみませんか?」

★〜していますか?
→「カスタマイズ機能を使ってオリジナルメニューを作っていますか?毎日のメニューのマンネリ化に効果的です。」

★〜してみましょう!
→「毎日のメニューがマンネリ化してきたら、カスタマイズ機能を使って自分だけのオリジナルメニューを作ってみましょう!」

★〜のがおすすめです。
→「毎日のメニューがマンネリ化してきたら、カスタマイズ機能を使って自分だけのオリジナルメニューを作るのがおすすめです。」

★〜みてください。
→「毎日のメニューがマンネリ化してきたら、カスタマイズ機能を使って自分だけのオリジナルメニューを作ってみてください。」

上記の方法を効果的に活用して、文末表現を豊かにしましょう!

3. 語順を変える

文章は、文末だけでなく、下記のように書き出しに変化をつけるのもおすすめです。

1. 料理を習う場合、プロの調理人に教えてもらうのが一番効果的と言えます。

2. プロの調理人に料理を習うのが一番効果的です。

Webライティングをしているとつい同じ書き出しが続いてしまいますが、上記のように語順を変えるだけで、単調なイメージが払拭されるのです。

ぜひ試してみてください。

4. 「ないです」と「〜ません」を使い分ける

「〜する必要はない」という意味になる場合、以下のように「ないです」と「〜ません」の2つで書き分けられます。

★「ないです」のパターン
〜をする必要はないです。

★「〜ません」のパターン
〜する必要はありません。

前後の文末に合わせて調整しましょう。

5. 「です」と「〜を指します」を使い分ける

「〜とは」から始まる文章で使えることが多い文末表現の書き分け方法です。

★「です」のパターン
文末表現とは、文章の最後にくる表現です。

★「指します」のパターン
文末表現とは、文章の最後にくる表現を指します。

前後の文末表現に合わせて使い分けてください。

読みやすくリズムがいい文末表現を書く3つのコツ

読みやすくリズムがいい文末表現を書く3つのコツ

初心者感のある文章から卒業するため、文末表現のコツを3つ紹介します。

コツ1. 同じ文末表現を繰り返さない
コツ2. 体言止めを多用しない
コツ3. 基本は言い切りを使う

上記をマスターすれば、ワンランクアップの文章が書けます!今後の参考にしてくださいね。

コツ1. 同じ文末表現を繰り返さない

幼稚な印象になるのを避けるため、文章を書くときは、同じ文末表現を繰り返さないでください。

【悪い例】Webライターにはパソコンが必要です。スマホだけでは難しい仕事があるからです。パソコンを買うなら、Macがおすすめです。
【添削例】Webライターはパソコンを持っておくとよいでしょう。スマホだけで仕事するには難しい場合もあるためです。パソコンを買うなら、Macをおすすめします。

文末表現を変えると幼稚な印象がなくなります。同じ語尾が続きそうなら、リストを参考に文末表現を工夫してみましょう。

コツ2. 体言止めを多用しない

体言止めを使うと文章にリズムが生まれるため、おしゃれなイメージになります。ただし、体言止めばかり使うのはNGです。

メディアによっては、体現止めを禁止していることもあるので注意しましょう。

【悪い例】Webライターにはパソコンが必要。スマホだけで仕事するには難しい場合もあるため。パソコンを買うなら、Macがおすすめ。

上記のような例だと、文章がぶつぶつ切れる印象を受けますよね。

また、まるり先生は数多くのメディア執筆を経験してきましたが、体言止めを推奨しているメディアはほとんどありませんでした。

体言止めに頼らなくても良いように、文末表現の幅を広げていくのがおすすめです!

コツ3. 基本は言い切りを使う

文章は「言い切り」が基本です。「かもしれません」「〜でしょう」などは、根拠性が薄いと読者に思われる可能性が高いため、使うのはおすすめできません。

言い切りできる文章が書けるように、信用できる情報源を探しましょう。

文末表現を工夫して”脱初心者”を目指そう!

単調な文章から卒業できるように、文末表現の例をご紹介しました。本記事でご紹介した9つの文末表現を活用して、文末をアレンジしましょう!

言葉特徴
です・ます断定
でしょう・ましょう推量
でしょうか?丁寧な疑問
かもしれません推量|続く文に主張に対する反論が用いられやすい
ません否定
でした・ました過去
してください行動を促したり、注意喚起したりする
ですね・ますねやわらかい印象を与える
体言止め文末を名詞で締めるリズムを生む表現

Webライティングにはまだまだコツがたくさんあります。もっと知りたい方は、まるり先生のWebライティング講座でお会いしましょう♪

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